※2021年に書いた記事を少し手直しして載せています。
ういす。
今回もまた、しちめんどくさい話をしようかなと思います。
NFTについて調べていたら、どうやらこれは仮想通貨がらみの話らしい、ということがわかってきました。
仮想通貨って法律が整っていなくてあまりいいイメージがなかったので、ずっと手を出していませんでした。でも調べるうちに、これはちょっとすごいんじゃないの…?となってきまして。みんなが熱狂するわけだ…。
というわけで、今さらながら仮想通貨の話です。今さらなうえに超初心者です。お手柔らかに。
ブロックチェーンで国が壊れる?
ブロックチェーンや仮想通貨が発達すると、
国が壊れます。
少なくとも、形が変わります。
なんだか仮想通貨教の信者になったみたいでアレですが、そう思った経緯はこんな感じです。
仮想通貨まわりの法整備が進まないのは、まあ新しすぎるからなんですが、もっと大きな理由として、既得権益への利益の配り方がうまくいかないからなんじゃないか、という気がしてきました。
国の特権「通貨発行益」
国はお金を発行することで利益を得ています。1円玉を作るのに2円かかるというトリビアがありますが、じゃあ1万円札は?というと17円だそうです。1万円から17円を引いた9983円が、ざっくり言えば粗利ですね。これを通貨発行益(シニョリッジ)と言うらしいです。
この通貨発行益は国の大事な特権で、中央銀行がある国とない国とではうんたらかんたら…そのへんは詳しくないのでゴニョゴニョしておきます。
とにかく、ここを脅かすと最悪の場合は国家を揺るがすレベルの超重罪扱いなわけです。
偽札がよくやり玉にあがりますが、あれだけ大騒ぎになるのは、国の特権を脅かして国のあり方を傷つける行為だからなんですね。
銀行の魔法「信用創造」
で、国と仲良しの銀行さんは「信用創造」という魔法が使えます。
ABCDEFGHIJの10人が銀行に1万円ずつ預けると、銀行はそれぞれに「1万円預かりました」という証明を出します。僕らが持っている通帳ですね。



そこへ、どうしてもドーナツが食べたいのにお金がない屋乃というバカが、銀行から1万円借りることを思いつきます。

屋乃(バカ)「銀行さんお金貸〜して」
銀行(クズ)「いいYO!」

屋乃はほくほくです。今日もドーナツが食べられます。
こうして銀行は、みんなから預かった10万円のうち1万円を屋乃に貸したので、手元は9万円に減りました。
ところがどすこい!みんなの通帳を見てみましょう。

どの通帳にもちゃんと1万円と書いてあります。誰かの通帳が0になったわけでも、みんなから1000円ずつ引かれたわけでもありません。
変ですよね?10万円が11万円になっちゃいました。

これが信用創造というやつです。まぼろしの1万円が生まれました。だから銀行はお金を貸したがるんですよね。しかもドーナツ好きのバカから金利まで取れます。自分たちは預金にほとんど利息をつけないのにね!!
仮想通貨は詐欺だとかよく言われますが、そもそもお金自体がわりとそういうものなんですよね〜。ただの数字でしかない。
「トラストレス」な通貨
で、仮想通貨はよく「トラストレス」と言われます。
トラストは信用のことで、乱暴に言えば信用=お金です。
つまり、信用のいらない通貨ということです。
ブロックチェーンの仕組みは僕も勉強不足でよくわかっていないんですが、お金の動きをみんなで見張り合うことで管理しよう、という仕組みみたいです。
これまでは必ず真ん中にいた銀行が、この仕組みだといらなくなるんですよね。

これは…
大変だ!!!!
最初に書いたとおり、お金を発行できるのは国の特権で、信用創造は銀行が使える魔法です。
でもブロックチェーンを使うと、その2つを合法的にすり抜けられてしまうんです。
だから法整備が進まない?
政府としては、ぜひとも規制したいはず。でも規制する口実がない。見せしめで捕まえようにも、関わっている人が多すぎる…。
だから法整備はせずに、税率の高い雑所得のままにしておきたいのかなあと。そうすれば、仮想通貨は目障りでも、少なくとも税金は取れるので。
仮想通貨界隈の人が、立ち回りを間違えてよくわからない罪で捕まったりしているらしいですが、考えてみればさもありなん。罪状は何にすればいいかよくわからないけど、「日本を壊そうとしている」(少なくとも政府からはそう見える)から罪!みたいな感じなのかなと。
ホリエモンが捕まったのもそのへんっぽいですね。
ブロックチェーン以前の話ですが、ライブドア株を大量に発行して通貨みたいに流通させようとしたのが、国を敵に回す行為として目をつけられたっぽいです。
ただ一応合法なので、かなり強引な微罪で引っぱった、という印象です。
いやーそれにしても、すごい技術、すごい時代だな〜。みんなが熱狂するわけだ…。
ただ、日本はやっぱり整備が遅そうですね。アメリカやヨーロッパで浸透して3年くらいたってから、ようやく緩くなっていくのかなあという気がします。
あと関係ないけど、自動運転は早く普及してくれ!
既得権益と新しい技術
日本は明治維新でのし上がった長州藩の流れをくむ人たちが今も強いですし、アメリカもプロテスタントが強いです。日本の総理大臣は山口出身かその子孫が多くて、アメリカの大統領もJFK以外はプロテスタントです。豆知識。
だからそういう人たちにとっては、自分の地盤を本当に揺るがしかねない技術なので、なんとか自分たちに都合よく利益を配れないか考えているんじゃないかな〜。
あ、世界には黒幕がいるとか、そういう陰謀めいた話ではないです。たぶんそういう人たちの感覚では、国は自分たちのもので、僕ら庶民を自分の庭に住まわせてあげているくらいの感覚なんだと思います。
僕らだって、他人が勝手に家に入ってきて冷蔵庫をあさったら嫌じゃないですか。それと同じ感覚で、今ある権益を脅かす新技術は目障りなんだと思います。
じゃあ僕らはどうなるの
で、ここまで難しいようなペラッペラなような話をしてきて、じゃあ僕らみたいなお金のない人はどうなのよという話です。
たぶんですけど、お金ってそんなに価値がなくなっていくのかなあという気がしています。
今でもお金の価値は下がってきている、という話はちらほら聞きます。
PLAY TO EARN(ゲームの中で稼ぐ、みたいな意味)なんて言葉も出てきていますし、
機械化が進んで昔ながらの仕事が減っていくのと一緒に、何をしていてもある程度生活が成り立つ、みたいな時代が来るのかなあと。
なので、楽しんでいきましょ〜。
最後フワッフワだな!
ふだん描いている漫画はyanomanga.comで読めます。


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